のんびり ゆっくり

たんなるつぶやき

山を走る 清流に触れる

今日は、一本道の山の中をドライブした。

標示に従って進んでいたのに、どうも山の中に迷い込んじゃったみたいで、山道を抜け出るまで本当に大変だった。

私は助手席で座っているだけだったけど、メチャ疲れてクタクタ…。

運転していた夫は、私以上に疲労困憊。

 

珍しく車に酔ってフラフラになった。

 

なんとか里に下りて一般道路に入り、途中で道の駅を見つけて、車を停める。

疲れていたから、外に出て歩きたかった。

車に酔って体調は最悪だったけど、朝から何も食べていないから、ここで何かを胃に入れておきたかった。

そこで売店でアイスを買い、道の駅の裏にあるベンチに腰掛け、買ったばかりのアイスクリームを食べた。

あんなに気持ち悪かったのに、アイスを食べたら、あら不思議…。

車酔いのムカムカがスーと楽になる。体が冷えて、糖分で脳が目覚めて、気持ちも少しずつ落ち着いてきた。

ありがとうジャンボコーン。

 

アイスを食べ終わり、手を洗って、道の駅の近くを流れる川に近づいてみる。

渓流の中に手を入れてみた。

冷たくて気持ちがいい。

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今日は満月。ライオンゲートが開く日なんだって。

そんな記念すべき日に、どうしてあんな山の中を彷徨(さまよ)い走ったのか…。

今でも不思議なんだけど、私たちは山の神様に呼ばれたんだろう…と思うことにした。

あの場所には、今の私たちのエネルギーが必要だったのだ。

そして、私たちもあの場所を通る経験が必要だったのだ。

そこに意味も理由もない。

お互いにとって、ただ必要だった。それだけのことだ。

そして、私たちはこれからこんな感じで、いろんなところに意味もなく旅することになるんだろうなと思った。