昨日、出張で遠方の町に行ってきた。
このご時世なので、目的地以外にはどこにも寄らず、ササッと行ってササッと帰ってきた。なんとつまらないことよ。でも仕方がないよね。雨も降っていたし。
…と、自分に言い聞かせる。
それでも、帰りの乗り物の発車時間まで、約3時間ほどポッカリ時間ができたので、その間に食事を済ませ、さらに本屋にも寄って読みたい本を2冊見つけて購入した。
こうしてその中の一冊を、帰りの座席で読んでみる。
非常に読みやすくて面白かったから、乗車している間に読了できた。
残りのもう一冊も、昨夜、変な時間に目覚めて以降、全然眠れなくなったので、その間、暇つぶしに手に取って読んでみた。
結局、そのまま朝まで読み続けて6時半に読了。
なんと買って24時間のうちに、単行本を2冊読み終えてしまった。
こんなに早くいっぺんに読んだのは、若い頃以来、本当に久しぶりだった。自分でもビックリ。
ここ最近は、ネット記事を読むことが多くて、スマホばかり覗いていた。
確かに、ネット記事は気軽に読めるし、画像もついていてわかりやすく、情報としても非常に魅力的だけど、ただ、目が疲れるのだ。
紙と違って、スマホやパソコンの画面だから、私のようなおばさんには目にくる。どうしても疲れる。
もちろん「目に優しい」と言われるkindleも持っているけど、kindleで本を読むのは、紙と違って「どれくらい読んだか」の分量が体感でつかみにくいし、ちょっと前のページをもう一度読み直したい時に、ササッとページを遡って開くのが面倒だったりするので、そのあたりから「ちょっと読みにくい」と感じてしまう。
でも、今回、久しぶりに紙の本を続けて読みふけり、「大きくてかさばるけど、単行本で読むのも良いもんだなぁ」としみじみ感じた。
こちらの本、おススメします。
読み終えた後、無性にブログを書きたくなった。書くことの面白みや意義に気づかせてくれる本。