のんびり ゆっくり

たんなるつぶやき

無人島のふたり

山本文緒さんの「無人島のふたり」を読んだ。

 

 

好きな作家さんだった。

 

学生だった頃、下宿先から実家に帰省する時、いつもキヨスクで彼女の文庫本を買い、帰りの列車の中で一冊読み切るのが習慣になっていた。

 

今回は単行本を買って、出張先からの帰路のバスの中で読了。

 

 

もう文緒さんはいらっしゃらないんだ…と思ったら、悲しさがこみ上げてきた。

 

インスタでよくシェアされていたカフェは、この本に出てきたお店だったのだろうな…と思った。とても明るくて素敵なお写真で、まさかこんなに深刻な毎日を送っていらっしゃったとは、夢にも思わなかった。

 

彼女の本、また読み返してみたくなった。

 

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